【MCTオイル】注目の “糖に代わるエネルギー源”とは?
健康的なカラダづくりに取り組む方の間で火が着き、今や多くの家庭で親しまれているMCT(中鎖脂肪酸)。
糖質に代わるエネルギー源となりながら、脂肪として蓄積されず燃焼を促すことから、体づくりのアシストや食事管理のサポートを目的として活用されています🦵🏼💪🏼 糖質同様、瞬時の集中力アップにもうってつけ!
今日は、今大注目の「MCT」について、その優れた働きやメカニズムをご紹介します。
はじめに: ケトン/ケトジェニックとは?
「ケトン体」や「ケトジェニックダイエット」という言葉を聞いたことはありますか?
“聞いたことはあるけれど、それが何かイマイチよくわからない” という方もいらっしゃるかと思います。
簡潔に言えば、
ケトン体 = エネルギーの素
ケトジェニックダイエット = わたしたちのカラダの「ある仕組み」を利用したダイエット法
ということになります。
もう少し詳しく解説していきます。
糖質制限によってカラダが「ケトーシス状態」になると、蓄えた脂肪をもとに「ケトン体」がつくられ、それを各細胞のエネルギーとして利用するようになります。
この仕組みを活用すると、脂肪燃焼とエネルギー補給を両立できるため、ダイエットやトレーニングの効率アップを図りたい人の間で注目されているのです。
では、具体的に何をすればカラダはこの「ケトーシス状態」になり、「ケトン体」の生成を始めてくれるのでしょうか?
それを知るためにはもう少し “カラダがエネルギーを作るメカニズム” について理解する必要があります。
糖に代わるエネルギー源
わたしたちのカラダには、エネルギーを作り出す経路が主に2つあります。
ひとつは「糖質」からエネルギーを作る経路。
メジャーなエナジードリンクの多くは糖をたっぷり含みますし、日本人にとって欠かせない食物である白米にも糖質があります。 “受験生がブドウ糖を食べて勉強や試験に臨む” のも、脳にエネルギーを送って頭をより働かせられるようにするためですよね。
このようにわたしたちが日々、糖質をエネルギーとして使っていることは、実感としてあるかと思います。
それでは、もうひとつは何でしょうか?
それは「脂肪」からエネルギーを作る経路です。
糖質は通常わたしたちがメインのエネルギー源としているものですが、そのバックアップとして蓄えているのが「体脂肪」です。
糖質を使い切ると、カラダに蓄えていた中性脂肪をもとに肝臓で「ケトン体」が作られ、脳や筋肉のエネルギーとして利用されるようになります。
つまり、糖の摂取を控えればこの「ケトーシス状態」に入ることが可能なのです。
が、逆に言えば、体内に糖質が十分にあるとき、ケトン体は作られにくいのです。
なかなか燃えない脂肪をイメージすると分かりやすいかもしれません。
実際に、必要な栄養を摂るのと同時に、様々な食品に含まれる糖質を制限するには、プロの栄養士さんがアスリートや患者さんのための献立を考えるように、厳密な食事管理が必要となります。気軽に始められるものではないように思えますよね。
そこで大活躍するのが「MCT」
糖質が体内にあるときでもケトン体を効率的に作り出してくれるのが、ほかでもないMCTこと中鎖脂肪酸なのです。
※ 糖の乱用は血糖値の乱高下を引き起こし、血管に負担をかけたり、糖尿病になるリスクを高めてしまうので注意が必要です。
※ 高血糖状態の人、特に1型糖尿病患者の血液中のケトン体量が上昇すると、「糖尿病性ケトアシドーシス」を発症する可能性があるため、糖尿病の方や高血糖と診断されている方がMCTを摂取する場合には、医師に事前相談されることをおすすめします。
チート級!? MCTの優れた機能
糖質が体内にあるときでもケトン体を作り出してくれるMCT(中鎖脂肪酸)には、わたしたちの活動をサポートする “ありがたい機能“ が備わっています。
1.即効性のあるエネルギーになる
MCTは胃で消化する必要が無く、摂取からすぐに吸収されます(= 胃への負担がないので体にもやさしい)。
ほどなく脳や体のエネルギー源となるケトン体を作り出し、集中力や認知機能を向上させてくれます。
MCTオイルを少量ずつ摂取することで、長時間、集中力を持続させることも理論上可能です。
2.脂肪燃焼を促す
MCTを摂取すると消費カロリーが増加する働きがあるとされ、BMIが高めの人のウエストの減少や、体脂肪や内臓脂肪の減少に役立つことが報告されています。
カラダにある糖が枯渇しなくてもケトーシス状態に入ることが可能となり、体脂肪を燃焼しエネルギー化してくれるからです。
3.睡眠の質を向上させる
MCTが作り出すケトン体には、脳のリラックスを促す神経伝達物質「GABA」の生成を促進するという性質もあります。
また、ケトン体は睡眠中の血糖を安定させ、眠っている間のリラックス状態を保つ効果も期待できるでしょう。
このようにわたしたちの日常において重要な意味を持つ “助け” を豊富にもたらしてくれるのです。
MCTの摂取方法
MCTの取り入れ方はとてもシンプルで、初めての方でもすぐに始められます。
出来上がったドリンクや料理に、小さじ1杯〜大さじ1杯程度を加えてください。コーヒー、スムージー、サラダやお味噌汁、ヨーグルトなど、いつもの食事にさっと取り入れられます。
直接スプーンから飲んでもOKです。
このように簡単に取り入れられ、カラダにとってありがたい便益をすぐに得られることこそが、MCTの最大の魅力と言えます。
※MCTは沸点が低いため、料理に加える場合には直火での加熱調理は避け、必ず出来上がってから加えるというのがポイントです。
※性質上、納豆やカップ麺の容器としてよく使用されるポリスチレン容器を溶かしてしまうため、これらには加えないよう注意が必要です。
まとめ: 働きを知り、うまく取り入れるために
このようにMCTは、
◇ 吸収が速い
◇ 素早くエネルギー源として利用される
◇ 蓄積されづらく脂肪燃焼を助ける
といった、わたしたちにとってベネフィットになり得る特性を備えています。
また、糖質を摂る際にMCTを一緒に食べると、糖質がエネルギーとして早く燃焼され、体脂肪になりにくいという研究結果も報告されています。
こうした働きから、
◇ 食事の糖質制限
◇ 運動時の効率的なエネルギー補給
◇ 集中力の即時向上
などの目的で活用されています。
もちろんオイルとしてのカロリーはあるため、摂りすぎには注意が必要です。
腸に到達するまでが早いため、油分でお腹がゆるくなりやすい方は少ない量からはじめてみるのがオススメです。
体質や目的に合わせて、最適な量や使い方を見つけよう!
もっと凄い! 特別なMCT 「C8」
MONADETが販売するMCT 「THE FINEST」 は、MCTの中でも、その優れた機能性をもっとも備えたMCTと呼べる「C8(カプリル酸)」が98%以上。
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上質なココナッツ生産の伝統を持つフィリピン産で、たっぷり500ミリリットル!「オイルの天敵」とも言える「酸化」を防ぐ、蓋付きのポアラーも付属します。
MCTオイルをお使いになられたことがあり “アップグレードしてみたい” という方や、カラダに取り入れるものの品質にこだわりのある方は、是非お試しください。
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おまけ: 良いMCTの選び方
品質の良いMCTを選びたい方のために、2つのチェックポイントを挙げておきます。参考になりましたら幸いです。
1.ココナッツ由来 or パーム由来
MCTは主に果物のパームとココナッツから採れる成分ですが、どちらのものが良いのでしょう?
カラダへの影響という観点で比較すると、パーム由来のMCTよりもココナッツ由来のMCTの方が望ましいとされています。
これは、パーム由来MCTには、摂取量が多いと血液中のLDLコレステロールを増加させてしまう「飽和脂肪酸」が含まれるためです。
どちらを選ぶとしても、原料であるココナッツまたはパームの生産地や製法など、品質に関わる情報はしっかりとチェックすべき項目と言えるでしょう。
2.MCTの種類
実は、MCTこと中鎖脂肪酸には C8、C10、C12 の3種類があり、これらの名前は脂肪分子の炭素数 (8、10、12) に由来しています。
下記のように、それぞれ性質と働きに違いがあります。
[C8(カプリル酸)]
エネルギーとして総合的に最適と言われるMCT。母乳にも含まれています。摂取されてから細胞のエネルギーに変わるまでにわずか数分しかかからないため、カラダの変化に気づきやすい人は、身体のパフォーマンス向上などから、C8の働きをほぼ瞬時に感じ取ることができます。腸内環境を整える作用も兼ね備えています。
[C10(カプリン酸)]
C8より吸収スピードはゆっくりですが、エネルギーへの代謝は比較的早いMCT。抗真菌(カビ)の働きを持ち、免疫力を高めると言われています。
[C12(ラウリン酸)]
C8やC10のようにすぐにエネルギーには変換されませんが、抗菌作用を持ち、皮膚や口内の健康サポートに役立ちます。ココナッツオイルの大部分を占めるMCTで、沸点が比較的高いため調理に使用しても問題ありません。
これらが含まれる割合にも注目して、ご自身がMCTを摂取する目的と照らし合わせながら選んでみれば、きっと理想のMCTに出会えますよ♪
MONADET の C8 MCTオイル